部活を無断欠席しちゃいました

部活の日はいつも7時半帰宅なのに、6時半に帰宅したキッキ。
「どうしたの? 部活は?」って聞いたら、
「色んなことがあったんだよ」と濁す。
「さぼったの? いったい何があったの?」
するとキッキ、居合わせたパパの顔を見て、
「みんながいる所じゃ話しづらい」
そう言うので、隣の部屋で話を聞くことにしました。

何事か!?と思ったんですが、聞いてみればたいしたことはない。

放課後Nコンの練習があり、その後部活まで時間があるので、
残ってピアノの練習をしていたら一緒に残ってたコーラス部の友達に
「『職場体験』の受け入れ先に挨拶の電話をするのだけれど、
1人でするのは怖いからつきあって欲しい」って頼まれた。
それで校内の公衆電話につきあったけど、
その子が緊張してしまって、なかなか電話できない。
そうこうしているうちに、部活開始時間はすっかり過ぎてしまった。
グランドを伺うと、もう1人の2年生も来てない様子。
今から顔を出して、怒られるのは嫌だから、黙って帰ってきた。


ということでした。

なんでも安請け合いして、時間の見通しの利かないキッキらしい。

でも、ただヒトツ黙って帰ってきたはらしくないんじゃない?

「だって、怒られるの嫌なんだもん」

「しょうがないじゃん。怒られるようなことしてんだから」

「だって、友達に助けてって言われて断れる?
 ママはうちが友達を見捨てた方がよかったの?」


「そんなの今に始まったことじゃないじゃない」

キッキにはこういう失敗がよくあります。
小学校の時、低学年の子の失くし物を探してて授業さぼったりとか、
図工の後、友達が絵の具箱を落としてばらまいた絵の具を拾ってて、
次の理科の授業に遅れ、罰に教材を分けてもらえなかったりとか。
まぁ、全部を褒められたことじゃないけど、
自分の中の親切心や正義を満足させられたんだから、
怒られても平気なんだろうと思ってました。

「ママにはわかんない。うちだってもう怒られるの嫌なの。
 みんなすぐ怒るんだもん。委員とか担任の手伝いとか、
 学校の用事で遅れても怒られるんだよ。」


「部活はそういうもんでしょ。あんたの部だけじゃないよ」

「他の部の子は、顧問とか先輩が怖いから、
 クラスの手伝いとかしないんだよ。
 担任も軽くうちに頼むから困るよ。
 それでうちが部活で怒られるの分かってないんだもん。
 うちばっかり損をするのはもう嫌なの


へぇ、そんな風に思ってたんだ。
そういうことを損得で考えるなんて、あんたも大人になったもんだ。
そういう気持ちが起こって来たなら、もう少し時間を気にするとか、
自分の立場や都合も、頼む相手に説明できるとか、
そういうことができるようになるといいのに。

「顧問も部活の先輩も嫌い。
 そんな部活に行きたいと思う?
 どうせもう女子は試合も出来ないし。
 今日だって、先輩達はボール出しとかしてて、
 男子しか練習してなかったんだよ。
 そんなとこ行っても、もうしょうがないでしょ」


そうなんだ。
絶対に部活はやめないって言ってたけど、
やっぱり人数が足りなくて試合が出来ないとか、
男子の方にばかり顧問が期待してるとか、
それなりに不満は持ってたんだ。

・・・・・・・と、
そんな感じで、ツラツラ言い訳&不平不満を聞いてたんですが、
聞いてるうちにだんだん、今まで聞いた言い訳&不満は
全部後付けだって気がしてきました。

「ねぇ、でもさ、
 やっぱよくないってことしたって分かってるんでしょ。
 自分がしたことまずいと思ったから、ママに話したんでしょ」


「違うよ! 今うちが思ってるのは、
 そんな風に言われるんだったら、
 やっぱママには言わなきゃよかったってこと!」


んも~~、強がっちゃって。
かわいいヤツめ。

「で、この先部活はどうするの?」

「・・・・・ん~~ん、滅茶苦茶気まずいよね?」

ほらね。

2日前から足の巻爪が膿んでハンドシューズが痛いって言ってたし
そんな時、文科系の友達とまったり過ごして、
体育会系気分じゃなくなって、
なんとなく深い考えもなく、さぼってきちゃったけど、
後になって、後始末を考えたら色々めんどくさくなっちゃった・・・・・
そんなトコでしょうか。

「謝っちゃいなよ。それですっきりするよ」

「え~、でも、さぼった理由聞かれたらどうしよ」

「言い訳なんかしない方がいいよ。
 今までこんな風に無断でさぼったことある?」


「ない」

「じゃ、言わなきゃよほどのことって思ってくれるかもよ。
 とにかく、向こうから何か言われる前に先手とって、
 『さぼってすみませんでしたー!事情は言えません』
 って、勢いよく言ってみたら?」


「・・・・それ、かっこいいかも・・・」

あはは。
これで、万事解決。

本日実行するはずです。
いや、今朝何も言ってなかったから、もう忘れてるかな。
ウヤムヤのうちに部活復帰となることでしょう。

パパに話したら、
「な~んだ、そんなことで・・」って。

なんだ、そんなことな、こんな些細な事態でも、
中学生にとっては乗り越えるのにけっこう大変な出来事なのだね。

頑張れ、中学生。

母にとっては、娘の小さな不平不満も知ることができて、
なかなかよかったと思います。

やらしい?

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